音大受験には、聴音、新曲視唱、楽典の3つが課されることが多く、
「専攻実技はいいけれど、ソルフェが心配・・・(^_^;)」という学生さんもいるようです。
ですが、この3つは音楽を専門的に勉強するにあたって、本当に必要な科目。
では、なんで必要なのか?どういった科目なのか?
まず聴音ですが、旋律(メロディー)聴音と和声(ハーモニー)聴音があります。
ピアノで弾かれた短いメロディーや和音を聴いて、楽譜に書き取るというもの。
耳コピして楽譜を作る、という作業です。
たとえばプロになると、突然「あの曲吹いて!」とか言われたり
「ここのサックスのメロディーを君、代わりに吹いてくれるか」と言われたりします。
そのときに「え、楽譜ないんでムリです(*^.^*)エヘッ」なんて答えようものなら、
もう仕事は来ないカモ・・・。
そんなことにならないように、聞いた音をきちんと楽譜にできる能力が必要なんですね。
次に新曲視唱。
これは短いメロディーの書いてある楽譜を見て、声を出して歌うというもの。
声楽以外、楽器を専攻とする場合は、
「この人、演奏中に頭の中でどんな音楽がなってるんだろう?」と
周りにはわからないわけです。
頭の中ではものすごいオンチでも、指さえあってればなんとなく正しい音程が出てる、とか
楽器で吹いてみて、または弾いてみて、初めて「あ~、この曲知ってた。」では
ちょっと困るかも~。
最近はカラオケの普及のおかげか歌のうまい子が増えて、
音程は合ってるのにドレミをまちがえる人がいるのでビックリです。
最後に楽典。
音楽のルール、ですね。楽譜の意味や正しい書き方、和音についてを学びます。
例えば運転免許をとるときに、
どんなに運転がうまくても交通ルールを知らなければ事故を起こすのと同じです。
演奏がどんなに上手にできても、
というか音楽のルールを知らない人が演奏は上手に出来るとは思えないですが、
ト音記号の意味さえ知らないで、音楽のプロにはなってほしくないなぁ・・・。
ト音記号は、トの音を表す記号、つまり渦巻きの中心がソですよ~という意味。
ヘ音記号は、書き始めと点々の間がヘ、つまりファですよ~という意味。
ハ音記号なんてのもあるんですよ。
これらは音楽を専門的に勉強するための基礎学力、
数学でいうところの足し算引き算、九九くらいです。
しっかり学んで、立派な音楽家になってくださいね!